2010年 10月 14日
いくつになっても☆
先日、猛獣息子から電話がありました。
私の代わりに父のお見舞いに行ってくれたので、その報告。
「じいじの具合はどうだった?」と聞いても、顔色が良かった、元気そうだった、心配ないよ、とかなんと言っていいのか判らない様子。
大体顔色が良いとか悪いとかも判らないし、病院にいるんだから元気なはずもないし、ね。
「まあ、病院にいるワケだからそんな元気じゃないとは思うけど、まあまあ元気?」と聞くと、
「そうだね」と言われ、ちょっとホッとしました
この猛獣息子・・・
中学生の頃から反抗期が始まり、高校卒業間際まで続いていました。
壁に穴はあけるわ、ドアは壊すわ。。。大変でしたよ。情けないことに毎日泣かされていました
同じ人間、と思うととても頭にくるし、考えられない行動を取るし、こちらも落ち込むだけなので
人間と思わないで猛獣と思うことにしたんです
猛獣だから人の言うことはきかない、猛獣だから暴れる、猛獣だから人間の話はわからない・・・ってね。
それに、不思議なことに彼の部屋の前を通るとな~んか、家畜の匂いがする、というか
猛獣の匂いがする、というか・・・だったのですよ。
今思うとやっぱり何か猛獣に取り付かれてたんじゃないかしら??(笑)
だって、反抗期が過ぎてからはそんな匂いもなくなったのですよ。
(ま、今でも完全に反抗期が終わったとは言えないけど・・・)
でもね、とても不思議なことにそんな大変で嫌なことでも過ぎてしまうと良い思い出になってるんです。
今は日本とアメリカと離れて暮らしているので母としてはとても寂しいです。
猛獣息子・・・は全く寂しいなんて思ってないみたいですけどね
この日の電話で判明したのですが、携帯を替え、電話番号もメアドも変えたにも関わらず、親には一切知らせてくれなかったのですよ~。
男の子だから親にべったりも困りますけどね・・・
こちらがメールしても返事はないし、生きてるか死んでるかも判らない状態ですよ。
でも、いくつになっても子供は子供です。
愛おしい存在です。