2011年 04月 28日
大切な光と彩☆
赤い色の花を見ると気持ちが温かくなり、勇気や力が出てきませんか?
日本で大きな揺れを経験し、気持ちが沈んでしまった時に、ふと目にした草花から元気をもらっていたのを思い出します。
なんと言っても黄色は気持ちが明るくなり、元気!が出てくる色ですね。
震災後、計画停電なるものも経験し、光の少ない世界がこんなにも暗く、気持ちも沈んでしまうんだ、と思いました。
その少ない明かりにも慣れ、今までが逆に明るすぎたのかも・・・と思えるようになってきましたけどね。
でも、、、やはり停電の真っ暗な世界は恐怖も感じました。
いつもより薄暗いスーパーでのお買い物は活気が感じられなかったし、陳列棚のお肉やお魚もあまり新鮮に見えなかったし。
あ~、光って大切なんだなぁってつくづく思いましたよ。
光だけでなく、彩(いろ)の大切さも・・・ね。
草花に元気をもらった、のは事実ですが、これはやはり「彩」あっての話。
もし、草花がすべてモノクロだったら・・・
あまり元気をもらえなかったんじゃないかな、って思ったのです。
赤い花や黄色い花に元気と勇気をもらえました。
彩のある、そして生命のある草花だからみんなの心を和ませてくれたり、元気を与えてくれてるんですね。
彩のない花、作り物の花・・・だったらこんな気持ちにならなかったな~って。
真っ白な木蓮。思いっきり咲いている姿は小気味よかったです。
白い色を見ると心が洗われます。
そしてすべての始まりの色!これから頑張るぞ!って気持ちが出てきます。
それからこんな小さなたくましいお花にも目が行きました。
今までは見過ごしていたり、別に綺麗だとも思わなかった雑草を見て、生命力の強さを感じ、愛おしくもなりました。
光と彩・・・
この世の中になくてはならない大切なものなんだな、とあらためて思いました。
こんな気持ちになれたのも大きな揺れや暗闇を経験したからでしょうね。
震災から四十九日を過ぎてもなお、多くの行方不明の方がいらっしゃいます。
一日も早く、ご家族のもとに戻ることが出来ますように・・・
元気の出る黄色いお花をバックに「絆ハート」を作ってみました。